2004年秋季大会(青森大学、2004年9月12日−15日)議事録
開催日時:9月14日 18:30−19:30
場所:RC
議題
◇プログラム委員会報告
*今回のシンポジウム(3件の提案の内、以下の2件を採択))
提案者(北岡良雄) 9/12午後(1日目)
『Novel Characteristics of Magnetism and Superconductivity in 115 Cerium,
Uranium and Transuranium Compounds』
提案者(十倉好紀) 9/14午後(3日目)
『マルチフェロイクスにおける巨大電気磁気応答』
*今回の招待講演(3件の提案の内、以下の1件を採択)
9/14午前(3日目)
『スピン三重項超伝導体Sr2RuO4の超伝導ギャップ構造 -角度依存比熱測定-』
出口和彦(京都大学大学院理学研究科)
シンポジウム、招待講演共に支障なく行われた。
◇領域代表、副代表、及び世話人の承認
*新領域代表の承認(任期:04年10月-05年 9月)
小形正男氏(東大理)の後任 -- 高木英典氏(東大新領域)
*新副代表の承認(任期:04年10月-05年 9月)〔次期領域代表(任期:05年10月-06年 9月)〕
倉本義夫氏(東北大理)
*新世話人の紹介(任期:2004年10月−2005年9月)
菅原氏の後任 -- 稲田佳彦(岡山大教育):磁性
為ヶ井氏の後任 -- 西嵜照和(東北大金研):低温
笹川氏の後任-- 柏谷聡(産総研):低温
*次期世話人の承認(任期:2005年5月−2006年4月)
小林氏(岡山大理)の推薦:--梅尾和則氏(広大先端物質):磁性
楠瀬氏(東北大理)の推薦:-- 武藤哲也氏(島根大総合理工):磁性
兼安(深澤)氏(兵県大物資理)の推薦:-- 池田浩章氏(京大理):低温
沖本氏(産総研)の推薦:-- 宮坂茂樹氏(東大工):低温
満場一致で異論なく承認された。
*世話人の代表責任者 -- 楠瀬氏
領域代表と世話人の仕事の役割の違いが分かり難いとの意見が出されたので、
役割の違いを明らかにし、仕事の内容を領域8ホームページに記載することになった。
◇領域8ホームページ及びメーリングリストの運用について
楠瀬氏よりホームページの更新、及び東北大理学研究科物性理論研究室の協力
によるメーリングリストの開設について報告があった。
現在の登録人数は210人であるが、ほとんどがスタッフなので、
研究室の学生にも登録してもらうようメーリングリストで働きかけることになった。
◇科研費特定領域研究「異常量子物質の創制-新しい物理を生む新物質-」について
上記特定領域研究〔平成16年〜20年 秋光純氏(青学大理工)代表〕について
青木秀夫氏(東大理)より説明があった。
上記特定領域研究を広く知ってもらうため、領域8ホームページにリンクを張ることになった。
◇学会開催に関して諸処
*Power Pointによる講演について
今回の学会でのRA、RB及びRCでの試験導入については、画面のサイズが合わないなど
2件を除いて特に目立った問題はなかった。領域7での全面導入を参考に、今後、
積極的に導入をしていく方向。
導入に当たり、今後の検討課題はプロジェクターレンタル代の徴収と会計の明瞭化、及び
使用方法(USBメモリーのみを持参する場合やノートパソコンを各自持参する場合など。)の検討。
*英語セッションの必要性について
英語セッションについてその必要性を疑問視する意見が出された。
テーマがあまりに異なるため質問が出にくいことや、
時間が20分と一般講演より長い理由がわからないなどが挙げられた。
かなり少数である海外研究者のために行われているセッションであるが、
その必要性を検討する必要があると思われる。必要であるなら、やり方を改善するべきである。
*学会の開催される会場について
今回の学会会場について、部屋が狭く、遠くて交通の便が良くないと
の意見が全体的に多かった。
学会の開催場所を決める際、大学の場所、及び会場の設備、広さ等十分検討して
決めてほしいとの意見が出された。
又、世話人に部屋の広さについて、正しい情報を知らせてもらいたいとのことであった。
(パイプ椅子もいれてぎりぎり部屋に入る場合、それも伝えておくなど。)
*予稿集の索引について
予稿集を見やすくするため、索引をつけてほしいとの要請があった。
(たとえば1st authorを索引にするなど。)
*登録時のキーワードの変更
第二キーワードの金属絶縁体転移、及び第三キーワードの理論について変更することになった。
◇JPSJの改革について
JPSJ改革への取り組み(代表者:斯波弘行氏)についての報告があった。
(Letter of Editor's Choise を設けたことなど)
JPSJを海外で広く知ってもらうよう、研究者各自で働きかけてほしいとの要請があった。
(たとえば、海外の研究者にJPSJに載った自分の論文を紹介したり、
海外の研究者にJPSJへ論文を投稿してくれるよう頼むなど。)
JPSJ論文賞の推薦が少ないので、推薦数が増えるよう、メーリングリストで
宣伝して行く方向。