2006年秋季大会(千葉大学西千葉キャンパス、2006年10月23日-26日)議事録
開催日時:9月25日18:15〜19:20
場所:千葉大学ZL会場
出席者:
1.領域担当者:
倉本領域代表、前野領域副代表、
現世話人:梅原(横浜国大、世話人代表)、
町田(原子力機構)、奥田(鹿児島大理工)、
渡辺(東大工)、有田(理研)、寺嶋(物材機構)、
溝川(東大新領域、書記) 以上敬称略
新世話人:永崎洋氏(産総研)、
辺土正人氏(東大物性研)、
川又修一氏(阪府大工)、
新領域副代表:三宅和正氏(阪大基礎工)
次期世話人:桑原慶太郎氏(首都大理工)、
今井剛樹氏(埼玉大理)
2.その他一般の参加者数: 0名
○新領域代表の紹介
倉本領域代表より、新領域代表の前野悦輝氏
(京大院理)が紹介された。
(任期:2006年10月−2007年9月)
○新領域副代表の紹介
倉本領域代表より、新領域副代表の三宅和正氏
(阪大基礎工)が紹介された。
(任期:2006年10月−2007年9月)
○新世話人の紹介
(任期:2006年11月−2007年10月)
永崎洋氏(産総研):低温
辺土正人氏(東大物性研):磁性
川又修一氏(阪府大工):低温
の3氏が紹介された。
○次期世話人の承認
(任期:2007年5月−2008年4月)
桑原慶太郎氏(首都大理工):磁性
今井剛樹氏(埼玉大理):磁性
求幸年氏(東大工):低温
勝藤拓郎氏(早大理工):低温
の4氏が次期世話人として承認された。
○世話人の仕事分担
・世話人の代表責任者:有田氏
・領域8HP管理:有田氏
・領域8ML管理:楠瀬氏、有田氏
・議事録:寺嶋氏
○次期領域副代表について
新領域副代表の三宅氏が中心となり、候補を選定する。
これを次回のミーティングで 承認する予定。
○若手賞について(配布資料あり)
領域8の実施要領案(配布資料)について議論した。
*領域5を中心としてまとめられた
物性統一案を尊重しているが、領域8の実情に
合わせて独自性を残した所もある。
*賞を定義する項目を追加してはどうか、という
意見があった。 (後で調べた所、物理学会の
若手奨励賞に既に次のような定義がされている。
「目的:将来の物理学をになう優秀な若手研究者
の研究を奨励し、日本物理学会をより活性化する
ために本賞を設ける。」)
*複数の領域への申請や推薦を制限する項目に
ついては、物理学会全体での上位規定にするべき
との意 見があった。
*その他の実施要領案を承認した。制限項目を
共通にする意見を付して、倉本領域代表が理事会に
提出する予定。
○領域の再編について
研究のトレンドの変化に現行の領域分けで対応
できないケースが出てきており、学会の活性化を
促すためにも領域の再編が必要との意見がある。
再編について物性 委員会で検討するという案が
出されたが、具体化は困難である。
その他の活性化の手段として、
*各領域の若手賞受賞者が招待講演を行う
ということは、ほぼ確定している。
*領域代表が領域の現状についてレビューを
行うという案も検討されている。
○物理学会の国際化について
Web上のプログラムは英語版も掲載すべきである。
まず領域代表から学会に働きかける。
○メールサーバーについて
産総研の井上氏に領域8の世話人MLの管理を
お願いしてきたが、世話人MLを産総研から
理研に移して管理者を有田氏に交代する。
○セッションの配分について
初日から3日目までパラレルセッション数が
かなり多いのに対して、最終日のセッション数が
少ない。会場となる大学のキャパシティによって
左右されるが、最終日のセッション数を増やして、
パラレルとなるセッション数を減らすことはどうか?
*伝統的に最終日の午後を少なくするように
編成している。ただし,年会では中日の午前中に
セッションがないので,最終日のセッションも
多くなる。今回のように少ないのは例外である。
○シンポジウムについて
今回は提案が少なかった。次回の募集では、早めに
領域8に関係するメーリングリストに情報を流して
宣伝する。また、提案されたシンポジウムの順位
付けについて、手続きを再確認した。
○プログラム委員会等報告
*シンポジウム、招待講演について報告
・今回のシンポジウム(2件):
「20年を迎えた高温超伝導の現状と課題」
「空間反転対称性の破れた重い電子系超伝導」
・今回の招待講演(2件):
「CuIr2S4の金属−絶縁体転移と置換系の相図」
永田正一(室蘭工大)領域8
「Vortex dynamics in anomalous quantum materials」
CrisanIoan Adrian(ルーマニア国立材料物理研究所)
領域8